梅雨時の寝室は、油断すると湿度70%以上になることも珍しくありません。ダニやカビは「湿度60%以上、温度20〜30℃、フケ・アカなどのエサ」の3つの条件が揃うと増えてしまうんです。
「外に布団が干せないから……」と諦める必要はありません。お部屋の中でできる正しいケアで、サラサラの快適な寝床を取り戻しましょう。
良かれと思って、あるいは綺麗好きだからこそやってしまいがちなのが、「起きてすぐにベッドメイキングをする」「布団をきれいに畳む」ことなんです。
起きた直後の布団の中は、あなたの体温と汗でホカホカ・ジメジメの状態。その状態のままシーツをピンと張ったり、畳んで押し入れにしまったりすると、熱と湿気が内部に閉じ込められてしまいます。
朝起きたら、あえて「掛け布団をがばっとめくって、裏返しにしておく」のがおすすめです。最低でも30分はそのままにして、体温と水分を空気中に逃がしてあげましょう。
外に干せなくても、お部屋の中で十分に湿気は飛ばせますよ。アイテム別のケア方法がこちらです。
カビが最も発生しやすいのは、敷布団とフローリング(またはベッドの底板)が接している部分なんです。
敷布団は半分に折るか、お部屋の中で「M字」にして立てかけておきます。マットレスの場合は、壁に立てかけて底面に風を通しましょう。椅子を2脚並べて、その上に渡すように置くのも効果的ですよ。
お部屋の椅子やハンガーラックに「ただ掛けておく」だけでOKです。その際、お部屋の扇風機やサーキュレーターの風を弱モードで当ててあげると、乾燥スピードがぐっとアップしますよ。
頭部や首元は特に汗をかきやすい場所なんです。
枕をベッドの上に平置きしたままにせず、自立させて立てかけるか、100円ショップのネット」などを使ってハンガーに吊るして、浮かせた状態で部屋干ししましょう。

手作業だけでは限界がある梅雨。便利グッズの力を借りてみましょう。
得意なこと:敷くだけで湿気を吸い取る
賢い使い方:敷布団やマットレスの「下」に敷きます。センサーがブルーからピンクに変わったら干し時のサインですよ。
得意なこと:熱の力でダニを死滅させる
賢い使い方:週に1〜2回、50℃以上の「ダニ対策モード」でしっかり熱をかけます。終わった後は掃除機でダニの死骸を吸引しましょう。
得意なこと:お部屋全体の水分を回収する
賢い使い方:布団を部屋干ししている間、エアコンの除湿(ドライ)をONにしてお部屋の湿度を50%台にキープします。
梅雨時は「どうせ乾かないから」とシーツの洗濯を後回しにしがちですが、皮脂汚れが付着したシーツはダニの好物なんです。
乾きにくい時期は、「コインランドリーの乾燥機だけ利用する」、あるいは「部屋干し用の粉末洗剤と扇風機」で一気に乾かすのがおすすめです。洗う頻度を落とさないことが、結果的にカビやダニの予防につながりますよ。

寝具の湿気対策は、大がかりなことを毎日やる必要はありません。
これだけのセルフケアで、ダニやカビの心配から解放されて、夜ベッドに入った瞬間の「あのサラサラとした幸せな感触」をいつでも味わうことができます。
今夜ぐっすり眠るために、明日の朝は「布団をめくったまま出かける」ことから始めてみませんか?